無選択型保険とは、健康状態に関する告知や医師の診査が一切不要で加入できる生命保険です。一般的な生命保険では、加入時に健康状態を申告する「告知」や健康診断の結果提出が求められますが、無選択型保険ではそれらが必要ありません。そのため、持病がある方や高齢の方でも契約できる可能性が高いのが特徴です。ただし、誰でも入りやすい分、保険料は通常より高めに設定されることが多く、契約から一定期間は死亡保険金が全額支払われないなどの制限が付くこともあります。無選択型保険は、健康状態が理由で保険に入れなかった方にとって「最後の受け皿」となる商品であり、条件は厳しめですが将来の備えを確保する選択肢のひとつといえます。
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