保険のこと

がん保険、一時金に注目してみました。

1974年、日本で初めてのがん保険が発売されました。
以来40有余年、今では複数の保険会社から数多くのがん保険が登場しています。

がん保険にはガンと闘うための様々な保障が備えられています。
がん治療の入院に備える保障、
がん治療の手術に備える保障、
がん治療の通院に備える保障、
がん治療の先進医療に備える保障、
抗がん剤やホルモン剤、放射線やホスピスへの保障など多岐にわたります。

基本的にこれらの保障はそれら治療を受けた後、保険会社へ請求することになります。
それに対し、『一時金』は病院でがん診断を受けたらすぐ、請求資格が発生します。

診断書など、必要な書類が不備なく揃えば、
治療を開始する前にまとまったお金を受け取ることも可能になる。
これが有るか無いか。
がんと闘う上で精神的にも大きな支えとなるのではないでしょうか?

またこの『一時金』は受け取った後、どのような治療に充てるかは、受取人の自由です。
ですから今現在、一般的でない治療を将来受けるとき、その治療費として使うことも出来ます。
また、治療費以外でも例えば医療用かつらなど、様々な用途に使用して頂けます。

ですから『一時金』にはどのようなタイプがあるのか、
それぞれの特徴を知った上で選ぶことが大切なポイントなのです。

がん保険の他、医療保険の特約も含めて解説していきたいと思います。

何度も受け取れるか

保険商品によっては一時金が、最初の1回に限られるものもあれば、
無制限に何度でも支払われるタイプがあります。

さらにこの複数回支払いタイプには2年に一度を限度とするタイプ、
1年に一度を限度とするタイプがあります。

また、2度目の支払いに、がんによる入院を必要とするタイプと必要としないタイプがあります。

そして再発・転移の取り扱いにも商品ごとの違いがありますので注意が必要です。

がんと上皮内がん

上皮内がん(上皮内新生物)とは、がん細胞が臓器の表面を覆う『上皮』にとどまっている状態を言います。

放置せず適切な治療を行えば転移する可能性は低く、ほぼ完治するので、
がんと比べ治療費や治療期間の負担感はそれほど大きくならない傾向にあります。

そのため上皮内がんの一時金額をがんの一時金と分けて、
10分の1や2分の1に設定している商品もあります。

上皮内がんの治療を終えた後、定期的に念入りな検査を望みたい方、
積極的に予防に努めたい方などは上皮内がんの一時金も同額のタイプがお勧めです。

がん以外でも

がん保険以外の保険商品にも目を向けてみると、
がんを含む、特定の病気で一時金を支払うタイプもあります。

3大疾病や7大疾病などを保障しますので、
『保障が広いほうが安心』とか、
『うちはガン家系じゃないと思うけど何となく心配』といった方にお勧めかもしれません。

これらの一時金には病気ごとに支払い回数に制限があるタイプもあれば無いタイプもあります。

また同じ年に別々の支払対象疾病に該当した場合、それぞれ支払うタイプもあれば、
一つ目の疾病にのみ支払うタイプもあります。

このように一時金ひとつとっても保険商品による様々な違いがあります。
『自分にはどのタイプがあってるの?』
そのような疑問にも丁寧にお答え致しますのでお気軽にご来店下さい。

坂井

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